冷え性になる人にはある共通点があります。
例えば座りっぱなしの仕事をしていたり、偏った食べ物ばかり食べいたり、生活習慣の乱れからなる場合が多いです。
冷え性になった場合、改善するべきところは色々とあるのですが、一番改善がしやすい「冷え性を改善する食事」について本日はお話させて頂きます。
冷え性を改善する食べ物とは?
冷え性を改善する食べ物とはどんな物かご存知ですか?
今回は特に効果的な2つの冷え性を改善する食べ物について紹介します。
ニンニクで冷え性対策
ニンニクには、アリシンという成分が含まれています。
あの特徴的な香りの元になっている成分で、葱系の食材には豊富に含まれていますが、その量が圧倒的に多いのがニンニクなのです。
アリシンには、血行を促進する効果が非常に高く、滞りがちな血流もスムーズにしていくことができます。
冷え性を改善するために、体温の底上げに力を貸してくれるでしょう。
また、ニンニクにはスコルジニンという成分も、たくさん含まれています。
スコルジニンには、末端の血管を拡張する働きがあるため、特に指先や足先が冷えやすい人には、うってつけの対策食品だと言えるのです。
その上、交感神経を刺激してくれる働きがあるので、ノルアドレナリンの分泌が盛んになり、内臓の稼働率をアップさせ、冷え性対策を進めることも可能です。
ニンニクは新陳代謝を活性化する!
納豆で冷え性対策
血液がサラサラになる
納豆には、ナットウキナーゼと呼ばれる酵素がたっぷり含まれています。
タンパク質の分解をする存在で、納豆菌を使って発酵させた納豆だからこそ、たくさん含まれています。
この納豆に含まれるナットウキナーゼは、血液をサラサラにする効果があり、血栓の発生を予防することで有名になりました。
血行を促進し、スムーズな血流で体温上昇にアプローチすることが可能です。
また、納豆には大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンも血栓が出来にくくなる効果があり、加えて、末梢血管の血行を促進する機能も持っています。
特に手足が冷えやすい人にぴったりだと言えるでしょう。
その上、納豆は食物繊維やミネラルも豊富なので、腸の稼働を活発にし、デトックスを促すことも可能です。
食べ物で冷え性を改善するコツ
サラサラ血液で体温を上げる!
冷え性の改善には、タンパク質の存在が欠かせません。
肉や魚などを積極的に摂取することで、健康的な筋肉の育成が可能になることから、体温上昇にアプローチすることができます。
筋肉量の低下は、体温の低下にも繋がり、冷え性の悪化に至ってしまうケースも少なくありません。
しかし一方で、ただタンパク質を摂取するだけでは、血液がドロドロになってしまい、時に血流の妨げになってしまうこともあります。
豆腐やマグロの赤身、鶏のささ身肉など、高タンパクの一方で、カロリーが低く、血液の質を担保出来るものを取り入れることで、冷え性をスムーズに改善しやすくなります。
また、こちらの「冷え性改善おすすめレシピ」の記事でも詳しいレシピを掲載していますので、ぜひ合わせて読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?
冷え性は身体のバランスに深く関係しており、食事をきちんとコントロールすることで、冷え性改善にも繋がります。
調理時は塩分の取り過ぎに気を付け、カロリーを調整しつつ、出来れば加熱して温かい状態にすると、腸内活動も安定しやすくなります。
また、買い食いや外食が多い人は、添加物にも気を配ると、冷え性改善がスムーズになりやすいです。
たとえ低カロリーだったとしても、合成甘味料や食品添加物は、血液をドロドロにし、身体を芯から冷やしてしまう可能性があるので気を付けてくださいね。