冷え取りをしていると起こるめんげんという言葉はご存知ですか?

冷え取りめんげんとは、冷え取り健康法の一つで、靴下に開いた穴の場所で不調な臓器が分かると言うものです。

めんげんとは東洋医学で好転反応のことを言い、漢方や鍼などでで使われている瞑眩(めんげん)反応のことです。

冷え取りで起こるめんげんとは?

本日は冷え取りで起こる「好転反応=めんげん」についてお話させて頂きます。

冷え取りで起こるめんげん(好転反応)とは?

めんげんは、毒出しと言われることもあり、毒出しの過程で発熱や下痢など毒を出す部分によって体に現れる症状の事を言います。

毒を排出しきれば症状は収まり、健康体へとなりますので、その症状に驚く人もいるかと思いますが、好転反応(めんげん)中は、体から毒を排出している過程で起こる症状ですので、心配はいりません。

冷え取りめんげんでは、この毒出しが靴下に現れる事が多く、靴下のどの部分に穴が開いたかでどの部分の臓器が毒を排出しているかを確認することが出来ます。

次の項目で穴の開いた部分がどこの臓器に繋がっているかをご説明させて頂きます。

めんげんが起こる場所で不調な臓器を知る

靴下の重ね履きなどをしていると、摩擦とは関係ない部分に穴が開くことがあります。

これがめんげんの作用です。

靴下に開いた穴と臓器の関連性

靴下に開いた穴と臓器の関連性は以下のようになっています。

・足の甲⇒消化器系
・くるぶし⇒腎臓
・親指の外側⇒脾臓
・親指の内側⇒肝臓
・人差し指⇒肺、大腸
・中指⇒心臓、小腸
・薬指⇒肝臓、胆のう
・小指⇒腎臓、膀胱、生殖器
・足の指の付け根から土踏まず⇒腎臓
・踵⇒腎臓、膀胱、生殖器

靴下の穴と臓器には以上のような関連性があり、引っ掛けて破れたような感じではなく、溶けて穴が開いたような状態になります。

冷え取りめんげんを試してみたものの、まったく穴が開かなかったと言う方もいらっしゃいますが、そう言った場合は体調の変化に現れていることもあります。

また、頻繁に穴が開くと言う方は、しっかりと毒素が輩出されている証拠ですので、健康体へと向かっていますので、その調子で冷え取りを続けてみて下さい。

めんげんの状態を知ることで不調の部分を見つけることが出来ますので、健康管理の一環で冷え取りめんげんを試してみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冷え取りをしていれば、起こる好転反応「めんげん」

人の体は健康であれば弱アルカリ性を示しますが、どこかに不調が起こった場合は、体を健康に修復するために酸性へと転化します。

酸性に転化したため靴下に穴が開くことになりますが、冷え取りめんげんが起こることは、体が修復へ向けて正常に作動していると言うことです。

身体から毒をどんどん出して、早く身体の調子を整えるようにして下さいね。

ただし、長らくめんげんが収まらない方は、他の病気の可能性もあるので、一度医療機関でご相談することをおすすめします。