風邪でもないのに寒気がして吐き気やめまいを感じたことはありませんか?

実はこの症状は「冷え」によるものなのです。

「冷え」と聞くと女性特有のものと思われがちですが、最近では男性の方にもこの症状が増えてきています。

原因の分からない寒気に襲われたら「冷え」を疑ってみてください。

冷えから繋がる吐き気とめまい

本日は、この冷えと吐き気の関係についてお話させて頂きます。

なぜ、冷えで吐き気やめまいになるのか?

なぜ「冷え」が吐き気やめまいに繋がるかと言うと、手足が冷えてしまうと十分な血液が行き渡らない状態になります。

血液が行き渡らなくなると、必要な栄養分も送られないことになりますので、それが肩凝りなどの原因となります。

この症状が進んでいくとやがて吐き気やめまいなどに襲われ、酷い頭痛も同時に起こります。

自律神経失調症の恐れもあるので注意が必要

このような症状は自律神経失調症の恐れがあります。

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで体調が悪くなることを言います。

原因として、ストレスなどの精神的な原因の他に、気温の変化などもあると言われています。

「冷え」がこの自律神経失調症の原因となるケースは多くあり、このような症状をお持ちの方は一度ご自身の普段の生活の見直しをしてみてください。

冷えからくる吐き気と腹痛。どう対処する?

昔からよく言われていることですが、お腹が冷えると、お腹が痛くなることがあります。

こちらも頭痛と同じく「冷え」からくるものですが、やはり症状が酷い時には吐き気を催し、非常に辛い思いをしてしまいます。

女性の方であれば、スカートなどを履いている時は要注意で、腹痛の原因となってしまうこともあります。

さらに、夏場であれば冷たいものを多く飲んだり、1日中クーラーで冷えた部屋にいることで、腹痛に拍車を掛けてしまうこともあります。

一番オススメなのが体を温めること

お腹が冷えない服装にしたり、職場などで冷えるような環境におられる方は毛布などを用意しておくのがおすすめです。

また、すぐに体を温めたい時は白湯を飲むのがオススメです。

体を温めることを第一にすると「冷え」による腹痛は解消されます。

腹痛が酷く、吐き気を催す場合には、体の右側を下にくるように体勢を取ると良いでしょう。

こうすることで胃の消化が促進しますので、吐き気が楽になります。

また、頻繁に下痢や吐き気が起こる方はカイロを用意して、下腹部に貼っておくのも有効です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

体を冷やすことで血流が悪くなり、ホルモンバランスが崩れることが腹痛の原因となり、それが原因で、症状が酷い時には下痢にもなりますし、吐き気も伴います。

ただ、「冷え」によるものではなく風邪などの可能性もありますので、あまりに症状が緩和しない時には医療機関にご相談するようにしてみてください。

環境以外にも冷たいものを取りすぎると、胃腸が冷やされて消化機能が低下します。

これも下痢の原因となりますので、夏場などで冷たいものの取りすぎには注意が必要です。

女性の場合であれば、生理の時などにホルモンバランスが乱れることがありますので、冷えによる吐き気や下痢がより顕著に起こるので、そういう時は一度、