冷え症には、夏冷えや冬冷え、末端冷えや下半身冷え、内蔵冷えなど様々な種類のものがあります。

それぞれ原因が違いますし、現れる症状も違ってきます。

特に女性は男性より筋肉量が少ないので、冷え症になりやすく、冷え症が原因で体の色々な部分に不調を来たしてしまいます。

冷え症の種類について。あなたはどの冷え症?

そこで本日は特に末端冷え、下半身冷え、内蔵冷えに焦点を当てて、対策と対処法をご紹介していきます。

冷え症の種類3タイプ(末端冷え、下半身冷え、内蔵冷え)

それぞれの冷え症の症状と原因を知って、ご自身の冷え症の症状と合わせて対策を考えて下さい。

末端冷え

体温そのものは低くないのに対して、末端部分である手足が冷えている状態です。

血行が悪いと起こり、特に痩せている女性に多い冷え症です。

対処法として、手袋や靴下をつけて防寒すると言ったものがありますが、環境によって起こることもありますので、冷房が効きすぎている状態にならないように工夫も必要となります。

筋肉量が少ないことで起こる冷え症ですので、改善点として適度な運動を日課とすることがおすすめです。

下半身冷え

こちらも末端冷えと同じく、上半身は温かいものの下半身だけが冷えている状態のことを言います。

自覚している方もおられますが、無自覚の方も少なくありませんので、注意が必要です。

原因として、加齢による筋肉量の低下や、お尻の筋肉である梨状筋の衰えなどが挙げられます。

下半身冷えが進むと、生理不順、生理痛の悪化やくすみやシミなどの肌荒れに繋がってきます。

冷え症だけの問題にはなりませんので、早急な対処が必要になってきますが、こちらも適度な運動(ぬるま湯に入浴する時間を増やす、ふくらはぎをマッサージするなどの対処法)をすることで改善されます。

内蔵冷え

手足や下半身などではなく、体の中が冷えてしまうことを言います。

体内の温度は37.2℃~38℃が望ましいとされており、これを下回ってしまうと基礎代謝の低下、消化機能の低下、免疫力の低下など非常に危険な症状が出てしまうこともあります。

内臓冷えは、筋肉量の低下による原因もありますが、ストレスなど精神的な原因も関与してくるため、なかなか気づくことが出来ません。

対処法は同じく、運動量を増やしたり体を温めることになります。

特に夏場に冷たいものばかり飲むと内臓冷えになりますので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冷え症には以上のような種類があり、共通して言えることは体を冷やさないようにすると言うことです。

適度な運動で筋肉量を増やすことはもちろんですが、運動によるストレス解消の効果もあるので、冷え症が気になる方はまずは30分ほどのウォーキングから始めてみてください。

体が冷えることで冷え症だけに留まらず体のあちこちで不調が起こってしまうと、日常生活に支障を来たしてしまいます。

美容にも健康にも冷えは大敵ですので、これを機会にきちんと冷えと向き合ってみて下さいね。