冷え性に効果的のあるツボは様々ありますが、本日は、冷え性に効果的なお腹にあるツボをご紹介させて頂きます。
冷え性に効果的なお腹にあるツボとは?
お腹のツボにも色々あるのですが、有名なのは、「関元」と「神闕」です。
それぞれ順番にご紹介させて頂きます。
体全体を元気にして温めるツボ「関元」
このツボは体全体を暖める効果があります。
「関元」のツボは、特に下半身を暖めるので、特に生理中の女性が行うと冷えによるお腹の痛みが緩和しやすいです。
関元(かんげん)のある位置は、おへその下で、おへそからちょうど指4本の位置にあるので、人差し指を横にしてはかってください。
ツボの正確な位置が分からないのであれば、周辺を軽く押さえてみると少しはっていたり気持ち良いと感じる箇所があります。
そのポイントを指でじっくりと押さえます。
お腹なのであまり強く押さず、圧を感じる程度にしてください。
この関元(かんげん)のツボは冷え性に効果があるだけでなく体を元気にすることでも知られているので、疲れているときに行っても効果的です。
寝る前に刺激することでも安眠しやすくなります。
お腹がポカポカと温まるおへそにあるツボ「神闕」
このツボはお腹を温めることにとても効果的です。
温灸としてお灸をすることでも知られているツボですが、押すだけでも効果があります。
温めることで腰痛や下痢などにも効果があるので、それらの不調があるときに行うと良いです。
このツボがある位置はおへそなので、そのままおへそに指の腹を入れて指圧していきます。
親指は入らないので人差し指など他の指でおこなってください。
そのままゆっくりと押し込むように3~5秒ほどかけてゆっくり指をしずめていきます。
ただし、神闕(しんけつ)の場合は、他のツボよりも力を与えないようにしてください。
あまり押しすぎるとお腹が痛くなってしまうこともあるので、他のツボと比べて6割程度の力で行うようにしてください。
冷え性のツボ押しのポイントと注意事項
ツボは効果的で気軽に誰でもできますが、ポイントを押さえていないと効果が得られないばかりか、痛みが起きてしまうこともあるので注意が必要です。
特にお腹にあるツボの場合は力をかけすぎないことが大事です。
そしてどのツボでも言えることは「気持ちいいと感じる手前の力で行う」のが大事です。
ツボを押していると無意識に気持ちがいいと感じる力具合でやりがちですが、それは力の入れすぎなので力の加減をしながら行ってみてください。
そして注意事項としては何度もやらないことです。
正しいツボの押し方
1つのツボに対して3~5秒くらいかけて押していきます。
1セットが終わった後に、また一から戻って繰り返し、10セット程度で十分です。
どんなことでも、やりすぎは要注意ですので、最初は少なく、身体の調子をみながら行ってみてください。
まとめ
冷えを改善するならツボだけでなく生活の改善などをすると、より効果的です。
なるべく温かいものを飲んだり湯船につかったりすることで、相乗効果となります。
1つの方法よりも多方面からアプローチするとより効果的なので、湯船につかって寝る前にツボを押してから寝ると体がポカポカして寝やすくなりますので、ぜひやってみてください。