足元が痛む冷え性に悩んでいる人は、実は非常に多いです。

寒さが厳しい冬場はもちろんのこと、エアコンの影響を受けやすい夏場でも、末梢の冷えに頭を抱えやすいのです。

足先の冷え性の多くは、血流の滞りによって発生しています。末端の組織であるため、血流が乱れやすかったり、十分な血液量が届かなかったりして、冷えやすくなってしまうケースが増えています。

足先や足元が痛い冷え性の場合は、日々の体質改善が大事ですが、それに加えて、足ツボマッサージをすることで改善が早くなる場合があります。

足先が痛い冷え性の足ツボマッサージ

本日はそんな足先が痛い冷え性の足ツボマッサージについて2種類ほどご紹介させて頂きます。

血行促進にうってつけ!八風

足先が痛みやすい冷え性の人は、八風と呼ばれる、足の甲部分にあるツボをマッサージするのがオススメです。

親指と人差し指、人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指のそれぞれの間の根本、全四か所が八風です。

両足で合計八か所あることから、この名前がついています。

八風のマッサージの方法

親指と人差し指で、八風を挟み、やや痛むくらいの強い力で、押し込むようにしてマッサージをしてください。

じっくり押し込んだら、今度は逆に引っ張る動作を行います。

上下マッサージを、一か所につき10回ほど行ったら、次のツボに移動して、同じ動作を繰り返します。

片足すべてのツボを終えたら、足首を回して仕上げます。

両足を終えても、まだ足先が冷たい場合は、もう一度同じ内容を繰り返す事で、血行を促進し、冷え性を改善していくことができます。

末梢やお腹、腰回りが冷えやすい人に!湧泉

湧泉は足の裏の、土踏まずのやや上にあるツボです。

足の指を折り曲げたとき、丁度へこむ中央の辺りで、足の指先はもちろんのこと、お腹や腰回りも冷えやすい人におすすめのポイントで、血流をスムーズにし、冷え性対策を進められるツボとなっています。

湧泉のマッサージの方法

それぞれの足の湧泉を、両手の親指を重ねて、強く押し込んでいってください。

息を吐きながら、ゆっくりと5秒、そのあとは息を吸いながら5秒かけて離していきます。

呼吸とリズムを意識し、少し痛むくらいの強さでマッサージをするのがコツで、足の裏は皮膚がやや硬く、マッサージに苦労しやすいため、お風呂上りのような皮膚が柔らかくなっているタイミングがオススメです。

青竹などの補助アイテムを使っても良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

冷え性は、全身の血液量が減っていたり、体内循環のバランスが乱れていたりすると、真っ先に足先から冷えてしまうという人も少なくありません。

足先や足先にはツボが集中しているので、このツボをうまくマッサージをすることで、足の血流に直接働きかけ、スムーズな冷え性改善を進めることが出来るのです。

老廃物のデトックスはもちろん、停滞しがちな血液を、しっかり流す手助けが可能になります。

入浴中でも大丈夫ですし、お風呂上りは、マッサージの効果が出やすいですし、余計な力もかかりにくいでしょう。

入眠前の、リラックスした状態で取り組むのも、高い効果を実感しやすくなりますので、足先が痛い冷え性の場合はぜひ足先のマッサージをしてみてくださいね。